No.14 日本で東洋医学がもっと普及したら医療業界が変わりそう
私達が体調を崩した時に飲む薬は、一般的に西洋医学で処方された薬です。
それに対して漢方は東洋医学のお薬で、西洋医学とは根本的に考え方が違うものです。
西洋医学は体調を崩したその症状に着目し、症状をどう和らげるかという薬の選択をします。
頭痛であれば頭痛を和らげる薬が処方されるわけです。
それに対して漢方は、症状の原因を改善する薬と認識すれば解り易いと思います。
直接的に症状を押さえ込まないけれど結果的に症状がおさまるという薬なのです。
どちらがいいと思うかは人それぞれですが、西洋医学でなんともならない症状が漢方で治ったという話はよく聞きます。
実際私の知り合いにも、どんどん悪化してしまったヘルニアが漢方で治ったと言う人がいます。
話を聞いてみると、指がどんどん曲がっていってしまっていたのに処方された漢方をしばらく飲んだらすっかり良くなったというのです。
ただ、「漢方は値段が高いから飲み続けるのは大変よ」とその人は言っていました。
症状の酷さで思い切ったらしいのですが、「それでも飲んでよかった」とその人は言ってました。
西洋医学で症状が改善されない人は多くの方が諦めてしまっています。
私の知り合いのように治癒する人が周りに居ないと「漢方なんて眉唾ものだ」と考える人も少なくないでしょう。
治る可能性があるのに漢方を試さないのは勿体ないのかもしれません。
日本では西洋医学が一般的ですが、漢方専門医のいる医療というのも存在します。
漢方医療のクリニックや病院も実は沢山あり、漢方で治そうという人が増えてきています。
自然治癒力を高めて原因から治すという漢方のスタイルを必要としている人にはこういう医療機関を利用してみることをオススメします。
長い目で見たら体の機能を正常に戻す漢方薬は素晴らしい薬です。
西洋医学で良くならない病気も、漢方の力で治癒する可能性は大いにあるので試してみてください。