No.31 脳卒中や脳梗塞の退院後に訪問リハビリ
脳卒中や脳梗塞で、片麻痺や半身麻痺の後遺症が残ることがあります。
私の友人のお母様も、脳梗塞で倒れて、入院しました。
リハビリを頑張って笑顔が戻ったようで、半年後にお会いしたときはほっとしました。
後遺症は、リハビリによって改善できる場合もあります。
脳卒中のリハビリ入院は、思ったより短い期間です。
病院を退院して、自宅に戻ったときに器具がないのでどうやって体の機能を維持したり回復したりすればいいか迷いますよね。
退院しても家族の方が送り迎えをしてくれる場合は、通院や通所で大丈夫です。
しかし付き添いが無理な方も多く、新宿区では訪問リハビリを選ぶ方も増えています。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフの方が自宅を訪問してくれて体の機能の維持や回復を、助けてくれるのです。
忙しいときに、手助けしてくれるのはうれしいですね。
訪問リハビリは、医師の指示書によって行われます。
患者さんの症状や、住宅の構造を考えてプログラムを組んで指導をしてくれます。
福祉器具や住宅改造についても、アドバイスが受けれます。
リハビリを家族だけでやるって、ほんとうに難しいしこの方法でいいかなと思っても気軽に質問する人もいないです。
専門家の人がそばにいてくれるだけでも、とても安心です。
家族の方の、ストレスが軽減されたというお話もよく聞きます。
介護は長期戦になることも多いので、一人で頑張るよりサポートをしてもらいながらのほうが家族も疲れません。
退院して、病院に通院するのは患者さんにも負担のこともあります。
距離が遠かったりすると、公共の交通機関を乗り継いでいくのもたいへんです。
タクシーを使えばいいのですが、それも難しい方も多いようですね。
意識がしっかりしている方はまだ対応ができますが、なかには外出が難しい方も多いです。
トイレもちゃんと行けるかどうかも、心配になるときもありますね。
訪問リハビリで、少しでも体と心がいい方向に行くことを願っています。
介護をする人の心の健康も、とても大事だと思います。