No.23 介護用品のレンタルを利用するメリット

介護が必要になった場合、日常生活での生活に不便をきたさないよう介護用品が必要になる場合もあります。車椅子をはじめひとりひとりの健康状態はもちろん、使いやすさなども考慮して選んでいくことになるわけですが、そんな介護用品選びではレンタルがオススメです。

もちろん購入という選択肢もあるのですが、レンタルの場合は安く済むというメリットがまずあります。介護保険が適用されるといっても経済的な負担は決して安くはありませんし、中にはかなり高額のものもあります。購入では手が届かないような製品でもレンタルなら無理なく利用することができます。

また介護用品はつねに最善のものを最善な形で使用することが大前提です。とくに高齢者の場合、健康状態は加齢をはじめとするさまざまな要因で変化していきます。衰えや病状の進行、機能の低下によってそれまで使っていた介護用品では十分に機能を発揮してくれないケースも出てきます。そんな時に無理に同じものを使い続けていると体に負担がかかってしまい健康な部分にまで問題が生じてしまう恐れも出てきます。また、使い勝手が悪くなったり、思うように介助の役に立ってくれないと使う機会が減って外出の機会が減るなど家に閉じこもりがちな環境に陥る可能性もあります。

さらに介助する周囲の人たちとの関係も介護用品を使用していく上での重要なポイントです。ずっと同じ人、同じ環境のもとで介護を受けられるとは限りません。とくに家族環境の変化が考えられますから、介護を行う人にとって使いやすい介護用品を使用することも大事な点です。車椅子などはとくに技術の進歩などて押す人の負担が少なく済むものが増えているだけに大事なポイントとなるのでしょう。

レンタルならこうした変化に合わせて介護用品を返却・交換することができますし、新たに介護用品が必要になったときにも手軽に入手し、使用する環境を整えることができます。こうした点から見ても介護環境を整えるうえでレンタルがいかに優れた選択肢かが窺えるのではないでしょうか。

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